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産官学連携で実現するAIホスピタルの展望と挑戦

藤田医科大学は産官学連携推進センターを設置し、地域・企業と連携しながら、医療ロボットや人工知能(AI)を活用した先進的な取り組みを推進しています。また、地域の患者さんの健康拠点を構築するため、臨床検査データを一元管理し、利活用に取り組んでいます。

藤田医科大学 産官学連携推進センター長 教授 齋藤邦明先生、藤田医科大学病院 臨床検査部 部長 伊藤弘康先生に、取り組みの背景や目的、データの利活用による新たな価値の創造についてお話を伺いました。

地域医療推進に必要不可欠なデータ活用を実現する、持続可能な仕組みとは

佐賀大学医学部附属病院は、国内で電子カルテの普及が始まった初期の段階で電子カルテを導入し、その後、電子カルテのデータを診断や治療につなげる仕組みを作ってきました。また、AIによる眼底画像診断支援システムの開発にも成功し、国が推進する医療ビッグデータMID-NETにも参加しました。その最前線で活躍してきた同大学医学部長の末岡榮三朗先生に話を聞きました。

人生100年時代に対峙するイノベーティブな病院経営スタイルの実現 Part2

現時点で、すでに20年先の日本の高齢化率に達している石川県七尾市にある恵寿総合病院は、独自のシステムによって医療・介護・福祉の垣根をなくし、効率化だけでなくサービスの質向上も実現しています。その取り組みの概要と、取り組みが実現するまでのプロセスについてご紹介します。